社会全体のナレッジマネジメントの仕組みを考えよう。

企業のナレッジマネジメントと同じように、社会全体のものづくりに対するナレッジマネジメントの仕組みを構築することが出来たら… 、と強く感じています。


私の仕事のパートナーで、長年お世話になっている方の話をします(以下、N氏と呼びますが、2015.7.4の記事「20年前に企画・設計・製作したサンリオのジャンボガラポン」でも紹介しています。)

N氏のものづくりに関する知識と経験は、とても広く、そして、とても深い。年齢的には、もう60才を超えていますが、そのものづくりに対する情熱も いまだ衰えていません。ものづくりのことに関しては、絶対的な信頼をおくことができます。専門は、電気関連なんですが、その他の分野の技術や素材に関すること、そして人的なネットワーク… 等と、あらゆることに精通しています。何かものを作るという時には、必ず相談します。

しかし、たまにN氏とお話しする時に、よく私が言うことがあります。それは、N氏のこれらの知識と経験の承継という問題です。個人的に積み上げてきたものであるし、弟子というか、後継者みたいな方も考えていないようです。

ある意味、全てがN氏の暗黙知なので、もし、この方がリタイアしてしまったら、その資産は消滅してしまいます。何とも もったいない話です。ものづくりの世界には、多かれ少なかれ、このような問題があると思います。

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そんな思いがあって、事業化に向けて練り込んでいきたいなとイメージしている計画に関して、その旨を相談という形で、ある中小企業の社長さんと一緒に、中小企業基盤整備機構というところに行ってきました。

 

ものづくりのチカラ/企画書  ※その思いを込めて…。

 

機構の概要から各種施策のことなどについて丁寧に教えてもらい、色々と理解が深まりました。その計画の内容によって、取り扱いが国になるのか県になるのか、そして進め方など、ケースバイケースです。ポイントはとにかく、自分のやりたい事との相性をしっかりと見極めて、上手に各種施策を活用していくことです。これから色々と練り込んでいく中で、相談に乗ってもらいたいなと思っています。

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これからの日本の社会・経済を支えていくうえで、中小企業のものづくりのチカラは、ますます大きな役割を果たしていくと思います。上記のナレッジこそが、日本のものづくりのチカラを支えていると思います。

日本の産業全体の中で、企業数において99.7%、雇用において約70%を占める中小企業は、産業と生活の確固たる基盤となっています。特に、小規模な市区町村では中小企業の割合が高く、その雇用を担うなど、重要性が高まっています。

しかし、景気の低迷や、深刻化する構造的課題など、中小企業を取り巻く社会環境も極めて厳しいものとなっています。国や各自治体においても様々な施策による支援を展開していますが、中小企業全体を横断的に捉えたダイナミックな発想をしていくことで、新たな施策を形にしていくことができるのではないでしょうか。

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