二十四節気|絵こよみ 其の二十三「大雪」

二十四節気の「大雪(たいせつ)」は、いよいよ各地で本格的に雪が降り始める頃。木枯らしがビューっと吹いて、一面に広がる儚い秋色の落ち葉の絨毯が舞い上がります。

平成から令和へ。新しい元号になった令和元年も、早いもので もう師走。気忙しい時期を迎えようとしています。寒さも極まっていく中、この一年を振り返り、来年を見据えます。

 

「大雪(たいせつ)」雪の結晶

「大雪(たいせつ)」雪の結晶

 

寒気の影響で、まとまった雪が降っているところもあるようです。都心でも、この週末には初雪の予報が出ています。車のタイヤをスタッドレスに変えておいた方が良さそうです。

 

雪景色

 

ここ最近、関東地方で地震が頻発しているのも気になります。先日は、地域の防災訓練にも参加しました。今一度、災害対策への意識を高めて、もしもの時に備えておきたいですね。

「大雪」における七十二候は 次の三候

 

初候「閉塞く冬と成る(そらさむくふゆとなる)」

重たい灰色の冬雲が空を覆う、新暦12月7~11日頃

 

次候「熊穴に蟄る(くまあなにこもる)」

熊が穴に入って冬ごもりをする、新暦12月12日~15日頃

 

末候「鱖魚群がる(さけむらがる)」

鮭が群れをなして川を遡る、新暦12月16~20日頃

二十四節気|絵こよみ 其の二十二「小雪」

二十四節気の「小雪(しょうせつ)」は、そろそろ初雪の知らせが各地で聞こえてくる頃。本格的な寒さが広がっていく中で、時折、暖かな日射しの小春日和に包まれることも。

先日行った伊豆の天城湯ケ島では、紅葉の色づきも深まり、出会い橋の方では「紅葉ライトアップ」が始まったそうです。川のせせらぎを聞きながら、冬の夜空の元、幻想的な美しい紅葉を楽しめます。

 

「小雪(しょうせつ)」もみじ色深まる

「小雪(しょうせつ)」もみじ色深まる

 

仕事の打合せが予定より早く終わったので、久しぶりに根津美術館(東京都港区南青山)を訪ねてみました。館内を回った後、夕暮れ時の日本庭園へ。黄昏の空を見上げると、木々の葉も色づきを始めていました。

 

スライド写真

 

根津美術館は建築・展示品・日本庭園ともに見応えがあり、好きな美術館の一つです。都心のファッショナブルな場所にありながら、そこでは情緒豊かな時間が流れていきます。

「小雪」における七十二候は 次の三候

 

初候「虹蔵れて見えず(にじかくれてみえず)」

虹を見かけることが少なくなる、新暦11月22~26日頃

11月第3木曜日の21日は、ボジョレーヌーボーの解禁日。今年は、悪天候の影響で生産量が少なめとはなっているが、品質は特筆すべきものであるとのこと。

 

次候「朔風葉を払う(さくふうはをはらう)」

冷たい北風が木々の葉を払い落とす、新暦11月27日~12月1日頃

束の間の暖かい日に驚いたかと思えば、気温は急降下。空気も乾燥してきており、近所の小学校などではインフルエンザが流行り始めているようです。

 

末候「橘始めて黄なり(たちばなはじめてきなり)」

橘の実が黄色くなってくる、新暦12月2~6日頃

12月1日には、地域防災訓練が行われました。翌日は、出先で突然の豪雨に立ち往生。もしもの時の意識と備えを、日頃から。

二十四節気|絵こよみ 其の二十一「立冬」

二十四節気の「立冬(りっとう)」は、山や里に冬の気配が感じられる頃。木々の葉は落ち、冷たい風が吹き、冴え冴えと澄み渡る夜の空には煌煌と月の輝きが広がっています。

仕事の交流会への参加で、伊豆の天城湯ケ島の方に出掛けましたが、先日の台風の爪痕が所々に残っています。山肌はちらほらと色付き始めていましたが、本格的な紅葉は もう少し先のよう。

 

「立冬(りっとう)」もみじ色づき始める

「立冬(りっとう)」もみじ色づき始める

 

暦の上では、秋から冬へと季節が変わりました。ここからの気候の様変わりは早く、気忙しさも膨らんでいきます。今年の冬の寒さは如何程か、お手柔らかにと願いながら冬の仕度を急ぎます。

 

どんぐり

 

山道を散策していると、道の脇にある苔むした石の上にはドングリで文字が綴られていました。ドングリを丁寧に一つ一つ並べて表した文字からは、並べた人の色んな思いが伝わってきます。

「立冬」における七十二候は 次の三候

 

初候「山茶始めて開く(つばきはじめてひらく)」

山茶花(さざんか)の花が咲き始める、新暦11月7~11日頃

11月7日は「鍋の日」。1(い)1(い)7(な)べの語呂合わせではありますが、グッドタイミング。鍋料理の美味しい季節に入りました。

 

次候「地始めて凍る(ちはじめてこおる)」

地が凍りはじめる、新暦11月12~16日頃

今年の鍋のトレンドは、激辛ブームが長く続く中、フレッシュなスパイスを楽しむ「生スパイス鍋」と辛さやエスニックを楽しむ「辛旨スパイス鍋」などに注目。

 

末候「金盞香し(きんせんこうばし)」

水仙の花の芳しい香りが漂う、新暦11月17~21日頃

水仙の中央の黄色い部分を金盞(金の盃)に見立て、周りの白い花弁が銀の台。雪の中でも美しい花を咲かせる縁起の良い花は、お正月の生け花にもぴったり。

二十四節気|絵こよみ 其の二十「霜降」

二十四節気の「霜降(そうこう)」は、朝夕にぐっと冷え込み霜が降りる頃。山々から段々と平野にも広がります。草木は赤や黄に染まり、山々は粧い(よそおい)を始めます。

結婚式の多い季節でもあります。先日、後輩の結婚式に出席しましたが、ちょうど台風19号が通過する時で、どうなることかと心配しました。何とか予定通りに行うことができて良かったです。

 

「霜降(そうこう)」カサブランカ

「霜降(そうこう)」カサブランカ

 

式場には、カサブランカ(花言葉「祝福」)が上品な佇まいで飾られていました。白い大輪の花は気高く、オレンジ色の大きな花粉をアクセントに、芳しい香りを漂わせます。

 

南天(2)

 

さあっと降っては晴れる「時雨(しぐれ)」の空模様。そんな中で、南天の実は赤味を帯び始めています。葉の一部も少しずつ色付きを始め、冬の仕度に入ろうとしています。

「霜降」における七十二候は 次の三候

 

初候「霜初めて降る(しもはじめてふる)」

霜が初めて降りる、新暦10月23~27日頃

富士山では、22日午後に初冠雪を観測。平年より22日遅く、昨年と比べると26日遅い。

 

次候「霎時施す(しぐれときどきほどこす)」

時雨が降るようになる、新暦10月28日~11月1日頃

10月30日は「初恋の日」。明治29年(1896年)10月30日に発表された島崎藤村の詩「初恋」に因んでいます。

 

末候「楓蔦黄なり(もみじつたきなり)」

紅葉や蔦が色づく、新暦11月2~6日頃

草木が赤や黄に染まることを「紅葉つ」「黄葉つ」(もみつ)と言い、「もみじ」の語源になっています。秋から冬へ、その色合いは深まります。