二十四節気|絵こよみ 其の二「大寒」

二十四節気の「大寒(だいかん)」は、一年で最も寒さが厳しい頃。お日様が隠れたり雨が降っていると寒い日もありますが、寒の入り真っただ中とは思えない穏やかな天候です。

蕗は、冬に氷を突き破るように出てきて花を咲かせます。花をつける茎と葉をつける茎は別々になっていて、まず花茎を伸ばし花を咲かせてから葉を伸ばします。その若い花茎が蕗の薹です。

 

「二十四節気(大寒)」蕗の薹

「二十四節気(大寒)」蕗の薹

 

春の食を楽しませてくれる蕗の薹。香りとほろ苦さに特徴があります。寒い夜、たらの芽などと一緒に天ぷらにして、熱燗で早春を味わいます。ちょっと贅沢なひと時です。

 

スライド写真(万両)

 

大樹の根元に寄り添うように生える万両の樹。冬色の中で赤赤と映えるその実がとても美しいです。新春を迎えて、この一年が実り多き年となりますように‥と願いを込めます。

「大寒」における七十二候は 次の三候

 

初候「款冬華さく(ふきのとうはなさく)」

雪の下からふきのとうが顔を出す、新暦1月20~24日頃

1月は「行(イチ)ってしまう」2月は「逃(ニ)げてしまう」3月は「去(サン)ってしまう」という様に、あっという間に過ぎてしまいます。春は、もうすぐそこ。

 

次候「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」

沢の水が厚く張りつめる、新暦1月25~29日頃

暖冬のせいか、この冬は鍋の回数が少ないような気がします。ここ数日は寒い日が続いており「鍋気分」。今夜は、野菜をたっぷりと入れた味噌煮込みラーメンを食べようと思います。

 

末候「鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)」

鶏が卵を産み始める、新暦1月30~2月3日頃

二十四節気|絵こよみ 其の一「小寒」

二十四節気の「小寒(しょうかん)」は、寒さが極まるやや手前の頃。令和二年、新しい年のお正月は穏やかな天候に恵まれましたが、寒の入りを迎えて厳しい寒さはこれから。

除夜の鐘の鳴る頃に、近くの神社に初詣に行きました。新しい年の幸せの祈願をし、澄み渡る満天の星空の元、お祝いの紅白の餅まきと、太鼓の力強い演奏を楽しみました。

 

「二十四節気(小寒)」鏡餅

「二十四節気(小寒)」鏡餅

 

お雑煮と焼き餅をたらふく食べました。お雑煮は醤油味ベースのお汁に、扇型に切った大根を煮込んで、海苔を振りかけただけのシンプルなもの。さっぱりとしているので、ついつい食べ過ぎてしまいます。

 

スライド写真(注連飾り)

 

お正月太りも気になりますが、仕事始めに身も心も引き締めてスタートダッシュ。東京オリンピック・パラリンピックも開催されるので、その前後ともに活気のある賑やかな一年になると良いですね。

「小寒」における七十二候は 次の三候

 

初候「芹乃栄う(せりさかう)」

芹が群れ生えてくる、新暦1月5~9日頃

1月7日は「七草(ななくさ)」。無病息災を祈って、春の七草粥をいただきましょう。春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろとされています。

 

次候「水泉動く(すいせんうごく)」

地の中の凍っていた泉が動き始める、新暦1月10~14日頃

暦的には寒の入りですが、暖かく過ごし易い天候が続いています。今後の予報もさほど寒さが厳しくなることはないようで、暖冬のまま、春を迎えることになるかもしれません。

 

末候「雉始めて雊く(きじはじめてなく)」

雉が鳴き始める、新暦1月15~19日頃

全国的に暖冬で降雪も少なく、スキー場では雪不足が深刻であったり、冬物の衣料や家電の売行きも今一つ。寒さが厳しくないのは身体的には有り難いですが、これが温暖化の影響を受けてのことだとすると看過できません。

二十四節気|絵こよみ 其の二十四「冬至」

二十四節気の「冬至(とうじ)」は、一年で最も昼が短く、夜が長くなる頃。ここを境に日が伸びていくことから「一陽来復」とも言われ、物事が良い方へと向かうという意味も。

冬至には、お風呂に柚子を入れて、温もりと寛ぎのひと時を。血行を促進し、冷えた身体を温めてくれます。湯船にプカプカッと浮かぶ柚子の動きと、その香りにも癒されます。

 

「冬至(とうじ)」ゆず

「冬至(とうじ)」ゆず

 

冬至を迎えての週末、年賀状の作成と、お正月の注連飾りを作りました。注連飾りは、稲藁をしっかりと縒(よ)り込みながら作り込んでいくのがポイント。華やかに飾り付けをしてみました。

 

スライド写真(注連飾り)

 

その他にも、お正月に向けての準備が色々と残っています。仕事の方も、一年間の納めと、来年に向けての抱負などを掲げながら、段取りなどをしっかりとしておきたいと思います。

「冬至」における七十二候は 次の三候

 

初候「乃東生ず(なつかれくさしょうず)」

靭草(うつぼぐさ)が芽を出し始める、新暦12月22~26日頃

今週は、毎年恒例のおろし餅を食べるのが楽しみです。つきたてのお餅を手でちぎりながら、大根おろしと鰹節をのせて、少し醤油をかけてパクつきます。熱々で柔らかいお餅が美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。

 

次候「麋角解つる(さわしかのつのおつる)」

大鹿の角が抜け落ちて生え変わる、新暦12月26~30日頃

大晦日の年末詣にて今年一年の感謝をお伝えし、初詣にて新しい年の幸せの祈願やお願い事をします。天気予報を見ていると、年末年始の天候が ちょっと気になるところですね。

 

末候「雪下麦を出だす(せつかむぎをいだす)」

降り積もる雪の下で麦が芽を出し始める、新暦12月31日~1月4日頃

令和二年、新しい年を迎えました。気になっていた年末年始の天候も穏やかに。お正月はゆったりと過ごし、週明けからは気持ちも新たに、スタートダッシュをしていきたいと思います。

二十四節気|絵こよみ 其の二十三「大雪」

二十四節気の「大雪(たいせつ)」は、いよいよ各地で本格的に雪が降り始める頃。木枯らしがビューっと吹いて、一面に広がる儚い秋色の落ち葉の絨毯が舞い上がります。

平成から令和へ。新しい元号になった令和元年も、早いもので もう師走。気忙しい時期を迎えようとしています。寒さも極まっていく中、この一年を振り返り、来年を見据えます。

 

「大雪(たいせつ)」雪の結晶

「大雪(たいせつ)」雪の結晶

 

寒気の影響で、まとまった雪が降っているところもあるようです。都心でも、この週末には初雪の予報が出ています。車のタイヤをスタッドレスに変えておいた方が良さそうです。

 

雪景色

 

ここ最近、関東地方で地震が頻発しているのも気になります。先日は、地域の防災訓練にも参加しました。今一度、災害対策への意識を高めて、もしもの時に備えておきたいですね。

「大雪」における七十二候は 次の三候

 

初候「閉塞く冬と成る(そらさむくふゆとなる)」

重たい灰色の冬雲が空を覆う、新暦12月7~11日頃

日没の時間が本当に早くなりました。夕暮れ前、ちょっと買い物に立ち寄ってお店から外に出てみると、あっという間に真っ暗になっていたりで気忙しさを感じます。

 

次候「熊穴に蟄る(くまあなにこもる)」

熊が穴に入って冬ごもりをする、新暦12月12日~15日頃

各地で猪が目撃されているというニュースを見聞きします。冬眠をしない猪たちが、厳しい冬を過ごすための居場所や餌などを探しているのかもしれませんね。

 

末候「鱖魚群がる(さけむらがる)」

鮭が群れをなして川を遡る、新暦12月16~20日頃

本当に寒暖の差が激しい日が続いていますね。体調の管理が難しく、空気もだいぶ乾燥をしているので、インフルエンザの更なる広がりが心配されます。

二十四節気|絵こよみ 其の二十二「小雪」

二十四節気の「小雪(しょうせつ)」は、そろそろ初雪の知らせが各地で聞こえてくる頃。本格的な寒さが広がっていく中で、時折、暖かな日射しの小春日和に包まれることも。

先日行った伊豆の天城湯ケ島では、紅葉の色づきも深まり、出会い橋の方では「紅葉ライトアップ」が始まったそうです。川のせせらぎを聞きながら、冬の夜空の元、幻想的な美しい紅葉を楽しめます。

 

「小雪(しょうせつ)」もみじ色深まる

「小雪(しょうせつ)」もみじ色深まる

 

仕事の打合せが予定より早く終わったので、久しぶりに根津美術館(東京都港区南青山)を訪ねてみました。館内を回った後、夕暮れ時の日本庭園へ。黄昏の空を見上げると、木々の葉も色づきを始めていました。

 

スライド写真

 

根津美術館は建築・展示品・日本庭園ともに見応えがあり、好きな美術館の一つです。都心のファッショナブルな場所にありながら、そこでは情緒豊かな時間が流れていきます。

「小雪」における七十二候は 次の三候

 

初候「虹蔵れて見えず(にじかくれてみえず)」

虹を見かけることが少なくなる、新暦11月22~26日頃

11月第3木曜日の21日は、ボジョレーヌーボーの解禁日。今年は、悪天候の影響で生産量が少なめとはなっているが、品質は特筆すべきものであるとのこと。

 

次候「朔風葉を払う(さくふうはをはらう)」

冷たい北風が木々の葉を払い落とす、新暦11月27日~12月1日頃

束の間の暖かい日に驚いたかと思えば、気温は急降下。空気も乾燥してきており、近所の小学校などではインフルエンザが流行り始めているようです。

 

末候「橘始めて黄なり(たちばなはじめてきなり)」

橘の実が黄色くなってくる、新暦12月2~6日頃

12月1日には、地域防災訓練が行われました。翌日は、出先で突然の豪雨に立ち往生。もしもの時の意識と備えを、日頃から。

二十四節気|絵こよみ 其の二十一「立冬」

二十四節気の「立冬(りっとう)」は、山や里に冬の気配が感じられる頃。木々の葉は落ち、冷たい風が吹き、冴え冴えと澄み渡る夜の空には煌煌と月の輝きが広がっています。

仕事の交流会への参加で、伊豆の天城湯ケ島の方に出掛けましたが、先日の台風の爪痕が所々に残っています。山肌はちらほらと色付き始めていましたが、本格的な紅葉は もう少し先のよう。

 

「立冬(りっとう)」もみじ色づき始める

「立冬(りっとう)」もみじ色づき始める

 

暦の上では、秋から冬へと季節が変わりました。ここからの気候の様変わりは早く、気忙しさも膨らんでいきます。今年の冬の寒さは如何程か、お手柔らかにと願いながら冬の仕度を急ぎます。

 

どんぐり

 

山道を散策していると、道の脇にある苔むした石の上にはドングリで文字が綴られていました。ドングリを丁寧に一つ一つ並べて表した文字からは、並べた人の色んな思いが伝わってきます。

「立冬」における七十二候は 次の三候

 

初候「山茶始めて開く(つばきはじめてひらく)」

山茶花(さざんか)の花が咲き始める、新暦11月7~11日頃

11月7日は「鍋の日」。1(い)1(い)7(な)べの語呂合わせではありますが、グッドタイミング。鍋料理の美味しい季節に入りました。

 

次候「地始めて凍る(ちはじめてこおる)」

地が凍りはじめる、新暦11月12~16日頃

今年の鍋のトレンドは、激辛ブームが長く続く中、フレッシュなスパイスを楽しむ「生スパイス鍋」と辛さやエスニックを楽しむ「辛旨スパイス鍋」などに注目。

 

末候「金盞香し(きんせんこうばし)」

水仙の花の芳しい香りが漂う、新暦11月17~21日頃

水仙の中央の黄色い部分を金盞(金の盃)に見立て、周りの白い花弁が銀の台。雪の中でも美しい花を咲かせる縁起の良い花は、お正月の生け花にもぴったり。