二十四節気|絵こよみ 其の四「雨水」

二十四節気の「雨水(うすい)」は、降っていた雪が雨へと変わり氷が解け出す頃。窓を開けると、家の中には春の陽射しと風が舞い込み、草木の息吹きを感じさせてくれます。

しかし、先日の春一番は強い風が吹き荒れて、色々なものが吹き飛ばされていました。花粉も多く舞い、インフルエンザや新型コロナウイルスなどが折角の季節感を損ねてしまっています。

 

「二十四節気(雨水)」菜花

「二十四節気(雨水)」菜花

 

体調管理が大事な時。春の訪れを告げる緑黄色野菜の菜花は、ほろ苦い蕾に含まれる栄養素(ビタミンC・鉄分・カルシウムなど)が体の免疫力を高めて、気持ちも和らげてくれます。

 

「二十四節気(雨水)」紅梅

 

春の空に届かんとばかりに咲く紅梅の花が、鮮やかな色合いと上品な香りを振り撒いてくれています。この憂鬱な気分を吹き飛ばして、本来の季節感を愉しみたいと思います。

「雨水」における七十二候は 次の三候

 

初候「土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)」

早春の暖かな雨が大地に降り注ぐ、新暦2月19~23日頃

仕事の待ち合わせの時間に遅れそうになり、歩いて10分位の距離を小走りで向かいました。時間には間に合いましたが、春の陽差しの中、暫くは汗が滴り落ちていました。

 

次候「霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)」

春霞がたなびき山野の情景に趣が加わる、新暦2月24~28日頃

霞は薄ぼんやりとたなびき、霧の方は濃く立ち込める。春は霞、秋には霧と呼び分けます。花粉症の人は、春の霞を情緒的に捉えるよりも、花粉が飛んでいる様を思い描いてしまうのではないでしょうか。

 

末候「草木萌え動く(そうもくもえうごく)」

次第に和らぐ陽光を受け草木が芽吹き出す、新暦3月1~4日頃

3月に入り、本来なら色々な行事が催される時。新型コロナウイルスの緊急対策により、休止や延期・規模縮小などの措置が取られています。社会全体で、この苦難と対峙をしていくしかありません。

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