二十四節気|絵こよみ 其の十「小満」

二十四節気の「小満(しょうまん)」は、生命が次第に満ち満ちていく頃。草木や花々、鳥や虫たち、動物や人々、皆がお日様を浴びて楽しげに活動します。気持ちも前向きに。

知り合いから空豆をたくさんいただいたので、先ずは莢ごと焼いて、ビールのおつまみに。莢の中で蒸し焼き状態になって、空豆本来の旨みと香りが楽しめます。中の皮やフワフワのワタも食べれます。

 

二十四節気「小満(しょうまん)」アマガエル

二十四節気「小満(しょうまん)」アマガエル

 

おたまじゃくしは蛙に成長し、初夏の陽気に誘われピョンピョン。8つの都道府県を除く39県で緊急事態宣言が解除され、人々も…。蛙たちと同じようにとはいきませんが、バランスを保ちながらのニューノーマルを考えます。

 

二十四節気「小満(しょうまん)」田植え

 

山間の棚田では田植えが始まっています。新緑の山々の上には綿雲が広がり、田に張られた水面が鏡のように映し込んでいます。その中で姿は見えませんが、蛙たちの大合唱が響き渡ります。

「小満」における七十二候は 次の三候

 

初候「蚕起きて桑を食う(かいこおきてくわをくう)」

蚕が桑の葉をたくさん食べて育つ、新暦5月21~25日頃

大きな莢が、空に向かい揃って上を向いている様から「空豆」と呼ばれます。「空豆」は「蚕豆」とも書きます。蚕の繭に形が似ているから?蚕が育つ初夏に食べられるから?

 

次候「紅花栄う(べにばなさかう)」

紅花が一面に咲き誇る、新暦5月26~30日頃

咲き始めの黄色から次第に赤みを増していく「紅花」。茎の末の黄色いところを摘んで染料にしていくので「末摘花(すえつむはな)」とも呼ばれ、染め重ねていくことで鮮やかな紅色に…。

 

末候「麦秋至る(ばくしゅういたる)」

麦が熟して収穫される、新暦5月31~6月4日頃

黄金色に染まる麦畑では、麦の穂がたわわに実り、爽やかな風が吹き抜けます。「麦秋」は初夏の季語で、「秋」は季節を指すというより、穀物が成熟し収穫される時期を表しているようです。

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