シャープのプラズマクラスターという技術の独自性と可能性

シャープのプラズマクラスターという技術は、どうなってしまう?シャープのプラズマクラスター エアコンを購入して、それに関する記事を書いたが、その後すぐに、シャープの空調機器事業売却というニュースを見る。


シャープのリストラの件は、色んな情報を目にしているが、空調機器事業という言葉に、そのタイミング的にも感じ入るところがあった。

 

シャープ-プラズマクラスター-エアコン※このクラスターのシンボルマークは、大切にして欲しい…です。

 

追加リストラ策の一環で、複写機を中心とする情報機器事業やLED照明などの電子部品事業などとともに、候補になっているようだ。主要事業である液晶パネルや携帯電話、白物家電などに経営資源を集中していく形になるらしい。

*

気になるのは、プラズマクラスターという独自の技術に関してだ。空調機器事業だけでなく、白物家電事業にも横断的に関わるこの技術に関しては、どのような取り扱いになっていくのだろうか?

シャープのプラズマクラスターという技術、今一度確認してみよう。

  1. 高濃度プラズマクラスターイオンが浮遊アレル物質(ダニのふん・ダニの死がい)、浮遊カビ菌、浮遊菌、浮遊ウイルスの作用を抑える。
  2. カーテンやカーペットに染みついた、タバコなどの気になるニオイを脱臭する。
  3. ツヤ・ハリ・キメの3つの効果で、お肌を美しくする。
  4. エアコン内部のカビの発生を抑え、清潔に保つ。

キーワードは、除菌・脱臭・美肌の3つだ。

 

プラズマクラスター   ※高い技術力の証。

 

空気清浄機やエアコンだけではなく、冷蔵庫や洗濯乾燥機、掃除機、ドライヤーといった様々な商品に搭載され、暮らしの中で貢献をしている。また、シャープの製品ばかりでなく、車やエレベーターなど、幅広い業種の企業の製品でも採用されている。

プラズマクラスター搭載商品は、世界累計販売台数として3,000万台を達成。その高い技術力が認められている。その可能性は、まだまだ広がっていきそうだ。

住空間ばかりではなく、オフィスや工場、そして学校などの施設内の環境対策。各種交通機関や公共施設、そして病院などの人がたくさん集まるところへの付加価値の提供。その活躍の場は、世界に広がる。

その独自性と可能性を併せ持った技術力は、今回のリストラの範疇からは、はずれてくるのだろうか?その動向が気になる。ニュースでは、売却の候補先として、国内同業のダイキン工業なども挙がっていた。おそらく、そのプラズマクラスターという技術の独自性と可能性なども包括的に高く評価した上での動きなのではないだろうか?

*

今後の市場に対する強みと機会を創出すると思われるこの価値ある技術に関しては、何とか手放さないで欲しいなと思う。

Zaurusの時にも感じたけど、価値ある商品や技術を生み出しても、その先にある可能性を継続的に見極めていかなければ、全く意味のないものになってしまう。

シャープという会社は、生み出す力はあっても、育て上げていく力が弱い。Zaurusの時に、それを痛感した。Zaurusファンとしては、裏切られた…、そんな気持ちさえあった。

プラズマクラスターという独自の技術に関しては、しっかりと守っていって欲しい。手放すのは簡単だが、手放したらそこには何も残らない。大切にすべきものは、とことん大切にして欲しいなと思う。

*

3年程前、大切なクライアントがある企業に買収されるという憂き目を目の当たりにしました。大好きなクライアントであったので、私にとってもそのショックは かなりのものでした。

企業体ばかりでなく、お世話になった社員の方たちや関連企業の動向など、やはりその後の影響は計り知れません。愛着のある企業やブランドが消滅してしまうということ程、悲しいことはないというのを実感しました。企業は、ゴーイングコンサーンであるとよく言われます。その意味の持つ重さを噛み締めます。

*

シャープは、来月の15日で創業100周年を迎えるといいます。何とか、この状況を打破して、更なる歴史を刻んで欲しいです。

 
(シャープ|ホームページ/参照・引用)
(シャープ エアコン 総合カタログ〈2012.5〉/参照・引用)

参照記事
◇ 加湿空気清浄機 / 空気清浄機:シャープ

関連記事
◇ シャープのプラズマクラスター エアコンと、その技術力。〈2012.8.14〉

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*