二十四節気|絵こよみ 其の十六「処暑」

二十四節気の「処暑(しょしょ)」は、暑さが少し和らぐ頃。長い梅雨が明けてからの残暑が続く中での疲れも蓄積し、夏バテ気味。水分補給と、クーラー適温維持での快眠を。

川のせせらぎや蝉の声を聴きながら、冷えたスイカにかぶりつく。顔を上げると、木漏れ日が際立たせる渓谷の緑の美しさに思わずハッとします。この夏の疲れを癒してくれます。

 

二十四節気「処暑(しょしょ)」スイカ

二十四節気「処暑(しょしょ)」スイカ

 

伊豆天城湯ヶ島と所縁の深い文豪「川端康成」。浄蓮の滝の入口には「伊豆の踊子」のブロンズ像が建っています。木々の繁みの中からは、ヒグラシの鳴き声が聞こえてきます。

 

スライド写真(伊豆の踊子)

 

スイカと並んで、水分たっぷりほのかな甘さが美味しい梨も、夏バテ気味の身体への水分補給にはもってこいの果物ですね。爽やかな味わいは後味が良いので、食後のデザートにも最適です。

「処暑」における七十二候は 次の三候

 

初候「綿柎開く(わたのはなしべひらく)」

綿の実から白い綿毛が顔を覗かせる、新暦8月23~27日頃

まだまだ暑い日が続いていますが、一時の暑さに比べると…。気温と体温を単純に比較して良いのかどうか分かりませんが、気温が体温を超えるのと超えないのとでは、身体への負担がだいぶ違うように感じます。

 

次候「天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)」

ようやく暑さが収まり始める、新暦8月28~9月1日頃

8月から9月へと、
天気図も秋模様になってきます。暑さで食欲も落ち気味でしたが、これからは食欲の秋を迎えて、旬の食材を楽しみます。魚では、サンマやイワシが出回ります…、スダチを絞ってさっぱりと。

 

末候「禾乃登る(こくものみのる)」

田に稲が実り穂をたらす、新暦9月2~6日頃

稲穂が出始める頃、農家にとっては大切な時期を迎えようとしていますが、台風が気になります。今年の予報では、より警戒が必要になりそうです。コロナ・熱中症・台風…と、心配事が絶えません。

二十四節気|絵こよみ 其の十五「立秋」

二十四節気の「立秋(りっしゅう)」は、初めて秋の気配が漂い始める頃。梅雨が開けて、これから暑い夏を迎えようとしている感覚なので、少し違和感が…。残暑を楽しもう。

その残暑、来週に掛けて かなり暑くなりそうです。その一方では、涼やかで どこか寂しげなヒグラシの「カナカナ…」という鳴き声も聞こえてきます。暦の示す通り、夏と秋が交錯し始めているようです。

 

二十四節気「立秋(りっしゅう)」ヒグラシ

二十四節気「立秋(りっしゅう)」ヒグラシ

 

伊豆天城湯ヶ島と所縁の深い文豪「川端康成」。浄蓮の滝の入口には「伊豆の踊子」のブロンズ像が建っています。木々の繁みの中からは、ヒグラシの鳴き声が聞こえてきます。

 

スライド写真(伊豆の踊子)

 

クーラーはスイッチのオンオフを繰り返すと、設定温度と外気温との差を合わせようと強運転になります。適温設定のまま つけっぱなしの状態にしておいた方が電気代の節約になりそうです。

「立秋」における七十二候は 次の三候

 

初候「涼風至る(りょうふういたる)」

涼しい風を感じ始める、新暦8月7~11日頃

聞こえてくる蝉たちの大合唱に耳を傾けようと窓を開けると、差し込む陽射しに眩しさを感じながらも、時折、スーっと涼しい風が入ってきました。心身ともに癒してくれる優しい風でした。

 

次候「寒蝉鳴く(ひぐらしなく)」

ひぐらしが鳴く、新暦8月12~16日頃

3大流星群の一つであるペルセウス座流星群。12日の深夜から13日の夜明け前の辺りが活動のピーク。月明かりを視界に入れないようにしながら、空を広く眺めるようにするのがポイントとのこと。

 

末候「蒙霧升降ろす(のうむしょうこうす)」

深い霧が立ち込める、新暦8月17~22日頃

お盆が過ぎて少しずつ涼しくなり、秋の気配を感じ始める頃ですが…、いやはや暑いです。昼間も夜も、とにかく暑い。一日中、汗ビッショリです。一日中、クーラー全開です。

二十四節気|絵こよみ 其の十四「大暑」

二十四節気の「大暑(たいしょ)」は、最も暑い真夏の頃。色々な風物詩を楽しめるこの時季。今年は、いつもと違う過ごし方になりそうです。こういう時こそアイデア勝負!

湿度の高い暑さには辟易していましたが、この夏、まだ本格的な暑さは感じていません。クーラーもまだ始動しておらず、扇風機だけで凌いできました。そろそろクーラーが必要になりそうです。

 

二十四節気「大暑(たいしょ)」向日葵

二十四節気「大暑(たいしょ)」向日葵

 

今年初めてのスイカを食べました。その程良い甘みの水分は、喉と身体全体を潤してくれます。夏のイメージが強いスイカですが、旬は八月半ばの立秋を過ぎた辺りで、季語では秋と括られています。

 

スライド写真(ワサビ田)

 

浄蓮の滝が流れ入る本谷川。全流程が山地渓流となっている川沿いには「湯ヶ島わさび」の棚田が一列に広がり、天城山系の清らかな湧水が美味しいわさびを育んでいます。

「大暑」における七十二候は 次の三候

 

初候「桐始めて花を結ぶ(きりはじめてはなをむすぶ)」

桐の花が天高く咲き始める、新暦7月22~27日頃

桐は、箪笥などの日本家具の材料として使用されてきました。湿気を通さずに割れる心配も少なく、加工をする際にも様々な木にある「狂い」が殆どないため、材料として適しています。

 

次候「土潤いて溽し暑し(つちうるおいてむしあつし)」

むわっと熱気がまとわりついて蒸し暑い、新暦7月28~8月1日頃

今年の梅雨は、期間も長く雨量も多く、心身共にしんどいものとなっています。もう8月を迎えようとしていますが、新型コロナウイルスの影響もあり、やはり夏を感じる瞬間がもの足りないです。

 

末候「大雨時行る(たいうときどきふる)」

夏の雨が時に激しく降る、新暦8月2~6日頃

この週末、ようやく梅雨明け宣言がありました。蝉の鳴き声も聞こえてきます。これから本格的な夏の始まり?でも二十四節気では、次は立秋を迎えます。今年の夏は、何処へやら…。

二十四節気|絵こよみ 其の十三「小暑」

二十四節気の「小暑(しょうしょ)」は、梅雨が明けて本格的な夏になっていく頃。今年の七夕は、短冊に健康への願いを込めて、夜空に広がる天の川を眺めたいところですね。

小暑から立秋になるまでが、暑中見舞いの時季。最近会えていなかったり、会いたくても会えない人たちに暑中見舞いを出して、近況をお互いに確認し合いたいところです。

 

二十四節気「小暑(しょうしょ)」あさがお

二十四節気「小暑(しょうしょ)」あさがお

 

天城越えの人気スポットの一つ「浄蓮の滝」。暑い!暑い!と階段を降りていくと、涼を感じる渓谷に。天城山系の豊かな水の息吹を感じながら、マイナスイオンをいっぱいに浴びて心身共にリフレッシュ!

 

スライド写真(浄蓮の滝)

 

最近よく耳にする「線状降水帯」。同じ地域で長い時間に及んで雨を降らせるため要注意です。各地で被害が発生しており、コロナ禍において、避難所対策は神経を使います。

「小暑」における七十二候は 次の三候

 

初候「温風至る(おんぷういたる)」

夏の風が熱気を運んでくる、新暦7月7~11日頃

七夕は大荒れの天候になっています。雨の量が半端なく、強い風も吹き荒れています。かなり湿度が高いので、熱中症にも要注意!残念ながら、夜空に広がる天の川は見れそうにありません。

 

次候「蓮始めて開く(はすはじめてひらく)」

蓮の花が咲き始める、新暦7月12~16日頃

長らく続いた雨により、家の中でも湿気がもの凄く、所々のカビに要注意!ようやくの晴れ間を過ごしつつ、間近かの梅雨明けにより、カラッと気持ちよくいきたいところです。

 

末候「鷹乃学を習う(たかわざをならう)」

鷹の雛が飛び方を覚える、新暦7月17~21日頃

来週末の4連休まで傘マークが並ぶ週間予報を見て愕然とし、今週末も大荒れの予報で用心をしていましたが、日曜日は逆転の快晴となり、夏の陽射しを一杯に浴びることができました。

二十四節気|絵こよみ 其の十二「夏至」

二十四節気の「夏至(げし)」は、一年で最も日が長く、夜が短い頃。お祭りや花火大会などの夏の風物詩が催されない中で、夏の盛りを迎えます。やはり寂しさを感じます。

雨降りの道ゆくモノトーン気分の中、コントラスト鮮やかに咲き誇る紫陽花たちに見惚れてしまいます。小さな装飾花によって、手毬状の花房が色とりどりに織り成されます。

 

二十四節気「夏至(げし)」紫陽花

二十四節気「夏至(げし)」紫陽花

 

散策中の通りにある塀越しに咲いている紫陽花。アナベルという品種で、小さな白い装飾花を手毬状につけた花房が特徴です。周りの木々や苔生す緑とのコントラストがとても鮮やかです。

 

二十四節気「夏至(げし)」紫陽花

 

372年ぶりの天体ショー。夏至の日に部分日食が見られるのは、実に江戸時代以来のことだそう。江戸時代の人々も、皆で空を見上げて楽しんだのでしょうか?次に部分日食が見られるのは2030年…。

「夏至」における七十二候は 次の三候

 

初候「乃東枯る(なつかれくさかれる)」

うつぼぐさが枯れる、新暦6月21~25日頃

6〜8月の3ヶ月気象予報によると、今年の夏も猛暑、かなり暑くなりそうです。新型コロナウイルスと熱中症、そして自然災害…、様々なリスクを気に掛けていかなければなりません。

 

次候「菖蒲華さく(あやめはなさく)」

あやめが花を咲かせる、新暦6月26~30日頃

どちらも似ていて共に優れており、優劣つけ難いことを意味する「何れ菖蒲か杜若(いずれしょうぶかかきつばた)」。花が咲く時期や場所、花びらの色や模様・大きさや形に、それぞれ違いがあるようです。

 

末候「半夏生ず(はんげしょうず)」

半夏(からすびしゃく)が生え始める、新暦7月1~6日頃

本年前半の半年を無事に過ごせたことに感謝をし、後半の半年の無病息災を祈る「夏越の祓(なごしのはらえ)」(6月30日)。特に、その思いを強く感じる一年です。

二十四節気|絵こよみ 其の十一「芒種」

二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」は、麦
や稲などの穂の出る穀物の種を蒔く頃。「芒」とは「のぎ」と読み、稲穂などの先端のこと。麦の収穫と入れ替わりで田植えの始まり。


清流を元気に飛び跳ねる鮎の姿を見かけたり、月明かりを頼りに清流の袂まで降りていくと、その静謐な時間に舞う蛍たちの姿を見かけたり。水辺が賑やかな季節になりました。

 

二十四節気「芒種(ぼうしゅ)」鮎

二十四節気「芒種(ぼうしゅ)」鮎

 

田園風景。新緑映える静寂の中、心地良い風が吹き渡っていますが、梅雨入りも間近か。「梅雨」と書くようになったのは、梅の実が熟する時季の雨だからと言われています。

 

二十四節気「芒種(ぼうしゅ)」田園

 

この時期は新ショウガも旬を迎えます。普通のショウガより、辛みがおだやかでほのかな甘みを感じられます。大好きな豚肉の生姜焼きと大盛りのキャベツで、白いご飯を食べたくなってきました。

「芒種」における七十二候は 次の三候

 

初候「蟷螂生ず(かまきりしょうず)」

蟷螂の幼虫が羽化する、新暦6月5~9日頃

昆虫たちの多種多彩な容姿には見惚れてしまいます。中でも蟷螂は面白い。鎌を振りかざしての攻撃体制か、はたまた、別名で拝み虫とも呼ばれるように何かを拝んでいるのか。

 

次候「腐草蛍と為る(ふそうほたるとなる)」

蛍火が飛び交う、新暦6月10~15日頃

梅雨入りとなり、気温や湿度などの気候要因が新型コロナウイルスを少しでも減退させてくれれば…。その間に、社会や医療体制などの整備をしておき、季節が変わっての第二波に備えたいところです。

 

末候「梅子黄なり(うめのみきなり)」

梅の実が熟して色づく、新暦6月16~20日頃

梅の実が黄色に熟して甘い芳醇な香りを漂わせます。湿度が高くジメッとした暑い日が何日か続きましたが、梅雨の合間の青空が広がる一日も。空気もカラッとしており、ここぞとばかりの洗濯日和。