柿田川野菜は、先進農業技術が生んだ新時代の野菜ブランド。

LED照明や太陽光発電・地下水熱クーラーなどの新エネルギーを複合的に組み合わせ、それらを最大限に活用しながら育てられている柿田川野菜というブランドに注目します。


ものづくりのチカラ

 

柿田川野菜というブランドで、今夏から本格的な稼働を始めたミツイシ野菜工房。従来の野菜作りと現在の環境を重ね合わせて、その上で、安心・安全な野菜の新しい栽培方法を追求しています。そのキーワードが、水耕栽培です。土や農薬をまったく使わずに生育するので、化学物質や有害物質などの影響を受けにくく、安心・安全・清潔な野菜を提供できる。また、天候の影響も受けにくく、それぞれの野菜の旬の環境を一年中与えることもできるため、常に安定した生産が可能になるという。そして、そのことによって、必然的に価格面でも安定してくる。それに加えて、栄養価(品質)の面でも安定した商品を供給できるということです。

水耕栽培は、野菜にとって常にストレスの少ない生育環境を整えることができる。そのため、育つ野菜はとても柔らかく、香り高いものになると言います。土での栽培に比べて、栄養分の管理も緻密な計算のもとで行うことができるので、常に均一な栄養分をしっかりと蓄えられる。こうして、一年中いつでも栄養たっぷりのおいしい野菜を食べることが可能となるのだそうです。

生活者にとってのベネフィットとしての「安心・安全・安定」。この3つのキーワードが、見事に揃います。

安心とおいしさを、食卓へ / 柿田川野菜は、先進農業技術が生んだ「新時代の野菜」です。これが、柿田川野菜のコンセプト。

そして、そのイノベーションを具現化しているのが、LED照明や太陽光・地下水熱クーラーといった新エネルギー。柿田川野菜は、それらを最大限に活用した先進農業技術を展開し、これからの時代の野菜の在り方を提起しています。

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柿田川野菜の原点を、石川社長はこう語る。「自分で作ったものを、適正な価格で販売したい。」その思いと上記のコンセプトが、しっかりと形になろうとしているのを感じます。

この短い言葉の中に、ものづくりにおける大切なことが凝縮されていると感じました。自分自身が作り上げるものに対する誇りと、それを受け入れてくれる人を尊ぶ心。ものづくりを商いとして進めていくのであれば、この二つがバランスよく成り立つことが、その商品の価値を高めるのだと思います。報酬(価格)は、自ずと付いてくるものなんだろうなと思います。

商品を適性な価格で売る。このいたって当たり前のことが、難しいこの時代。安売りとかではなく、その商品に見合った適性な価格で市場に受け入れてもらう。この基本的なことが、現在非常に難しくなっています。現在のチャネル構造にも大きな問題があり、複雑的であったり、閉鎖的であったり、健全な商品価格にてユーザーに届けられないことも多くなっています。そういった観点からも、上記の石川社長の言葉には、重みを感じます。

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そう言えば、似たような言葉を思い出しました。30代の初め頃、勢いにまかせて突っ走っていた時に、尊敬する先輩に言われた一言です。

「自信と謙虚さを、高い次元でバランスをとれるようになれ!」

という言葉。そうすれば、豊かな人間になれるという教えでした。どちらかが欠けてもだめだし、どちらかに傾いてしまうのもよろしくない。そして、本当に力を身に付けたなら、謙虚さも相応に高めることが大事。その時の私は、根拠のない自信ばかりが先行して…、それも低い次元のです。一瞬で、目が覚めました。いまだにその領域には遠く及びませんが、その言葉は、いつも心の中にあります。

こんなことを書いているうちに、石川社長の想いのこもった柿田川野菜を食べてみたくなりました。そして、私も仕事をしていく上で、この石川社長の言葉を肝に命じておきたいと思います。

 

(ミツイシ野菜工房|ホームページ/参照・引用)
(mスタイル VOL.126|株式会社 三島新聞堂/参照・引用)

参照記事
◇ ミツイシ野菜工房|ホームページ

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