二十四節気|絵こよみ 其の八「穀雨」

二十四節気の「穀雨(こくう)」は、穀物を潤してくれる春の恵みの雨が降る頃。旬を迎えるのはアスパラガス、発芽した直後の若い芽の部分を食します。黄色い花の咲く前に…。

初夏の陽気も感じられて、今少し春を楽しもうとする桜の花たちに交錯する季節を感じます。青空を飛び交う燕の姿も、ちらほらと見かけるようになりました。巣作りに飛び回ります。

 

二十四節気「穀雨(こくう)」ツバメ

二十四節気「穀雨(こくう)」ツバメ

 

茅花流し「つばなながし」と言う初夏の季語があります。茅花の花穂を吹き渡る雨の気配を含んだ南風のこと。幾つかの雨風を感じながら、夏の始まりを告げる八十八夜を迎えます。

 

二十四節気「穀雨」ビルベリー

 

散策中に、白くて可愛らしい釣鐘状の花を見つけました。ブルーベリーの野生種のビルベリーではないでしょうか。今月の末頃には花冠が落ち、初夏には小豆ほどの大きさで濃い青紫色の果実を見れるかも。

「穀雨」における七十二候は 次の三候

 

初候「葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)」

水辺の葦(あし)が芽を吹き始める、新暦4月20~24日頃

川辺の石をひっくり返してみると、ピョーン!とアオガエルが飛び跳ねます。心地良い居場所と時間を台無しにされたと言わんばかりに、ピョーン、ピョーン!と逃げていきました。

 

次候「霜止んで苗出ず(しもやんでなえいず)」

霜の覆いが取れて健やかに苗が育つ、新暦4月25~29日頃

ここ何日か、かなりの強い風が吹き続けています。気温は穏やかで暖かめですが、外に出ると体感は涼しく、鼻はムズムズ目も痒く、まだまだ花粉は飛んでいるようです。

 

末候「牡丹華さく(ぼたんはなさく)」

牡丹の花が咲き出す、新暦4月30~5月4日頃

5月1日は「八十八夜」、立春から数えて88日目にあたります。お茶の新芽の摘み頃で、「夏も近づく八十八夜~」の茶摘みの歌にもあるように、暦的には もうすぐ夏を迎えます。

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