二十四節気|絵こよみ 其の十一「芒種」

二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」は、麦
や稲などの穂の出る穀物の種を蒔く頃。「芒」とは「のぎ」と読み、稲穂などの先端のこと。麦の収穫と入れ替わりで田植えの始まり。


清流を元気に飛び跳ねる鮎の姿を見かけたり、月明かりを頼りに清流の袂まで降りていくと、その静謐な時間に舞う蛍たちの姿を見かけたり。水辺が賑やかな季節になりました。

 

二十四節気「芒種(ぼうしゅ)」鮎

二十四節気「芒種(ぼうしゅ)」鮎

 

田園風景。新緑映える静寂の中、心地良い風が吹き渡っていますが、梅雨入りも間近か。「梅雨」と書くようになったのは、梅の実が熟する時季の雨だからと言われています。

 

二十四節気「芒種(ぼうしゅ)」田園

 

この時期は新ショウガも旬を迎えます。普通のショウガより、辛みがおだやかでほのかな甘みを感じられます。大好きな豚肉の生姜焼きと大盛りのキャベツで、白いご飯を食べたくなってきました。

「芒種」における七十二候は 次の三候

 

初候「蟷螂生ず(かまきりしょうず)」

蟷螂の幼虫が羽化する、新暦6月5~9日頃

昆虫たちの多種多彩な容姿には見惚れてしまいます。中でも蟷螂は面白い。鎌を振りかざしての攻撃体制か、はたまた、別名で拝み虫とも呼ばれるように何かを拝んでいるのか。

 

次候「腐草蛍と為る(ふそうほたるとなる)」

蛍火が飛び交う、新暦6月10~15日頃

梅雨入りとなり、気温や湿度などの気候要因が新型コロナウイルスを少しでも減退させてくれれば…。その間に、社会や医療体制などの整備をしておき、季節が変わっての第二波に備えたいところです。

 

末候「梅子黄なり(うめのみきなり)」

梅の実が熟して色づく、新暦6月16~20日頃

梅の実が黄色に熟して甘い芳醇な香りを漂わせます。湿度が高くジメッとした暑い日が何日か続きましたが、梅雨の合間の青空が広がる一日も。空気もカラッとしており、ここぞとばかりの洗濯日和。

SNSでもご購読できます。