伯父の職人オジヤスから学んだ、ものづくりへのこだわり。

私にとっては伯父にあたる職人のオジヤス(愛称)が、この夏に、永眠いたしました。享年83歳でした。ものづくりが大好きで、特化した技術と感覚を持っている人でした。


元々、家具や各種造作などの張り物を業として、事業を展開していましたが、社会環境の変化や不況のあおりを受け、その他の事情などもあって、会社は倒産。それからは、相当な苦労をしたと聞いています。私も自営業を営んでいる身なので、そういった話を聞くと身に染みる思いがします。母の兄にあたり、雰囲気が とても母に似ており、その母に、私は似ています。そのような所からも、とても距離感を近く感じていたのかもしれません。

晩年になってからは、技術や感覚なども衰えることはなく、色々なものづくりに興じていました。私も、あるアイデアを形にしてみたいと相談し、一緒に仕事をさせてもらいました。しかし、結局、その仕事が最後となってしまい、とても残念でなりません。もっと沢山のコラボレーションをしたかったです。

 

ノートPC傾斜箱5

ノートパソコン用傾斜箱

※最初で最後のコラボ作品になってしまいました。

 

もう一つ、オジヤスの得意としていた縫製の技術や、工業用ミシンの技術なども教えてもらいたいなと思っていました。オジヤスと共に、一人の職人の技術というものを受け継ぐ機会も失ってしまいました。

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だいぶ前から、体調が優れずに、床に伏していることが多くなり、ものづくりの仕事などは、もう殆どやっておらず、最近は、あまり会えていませんでした。色々な話をすることも、できなくなってしまいました。

オジヤスが、安らかな眠りを続けていけることをお祈りしながら、オジヤスと同じ血筋を引いていると思われる私のものづくりに対するこだわりを、これからも大切にしていきたいと感じています。

 

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